Blender : add-on – KJ Object Orbit Camera 取扱説明書 ~ オブジェクトの周囲をカメラが自動旋回でモデルを見て回る~

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39. Advanced Custom Speed

Use Custom SpeedをONにすると、角速度を直接指定できます。

ただしCustom Speedでは、End Frameで必ず360°になるとは限りません。

通常の360° Seamless Orbitでは、まずStart / End方式を使用することを推奨します。

特に初めて使用する場合は、

Endを大きくする=ゆっくりする

という方法が最も分かりやすくなります。


40. Camera Clip End

CameraをTargetから大きく離した場合、遠方Objectが表示されなくなることがあります。

その場合は、

Camera Clip End

を大きくしてください。

例えば、

1,000 m
↓
10,000 m
↓
100,000 m

と調整します。

特にDistanceを大きくした後に、

遠方の建物が消える
背景Objectが途中から見えない
Sceneの一部が表示されない

という場合は、Camera Clip Endを確認してください。


41. Viewport Clip End

Viewport Clip Endは、通常の3D Viewportでの遠方表示距離です。

使い分けは、

Camera Viewの遠方
→ Camera Clip End

通常Viewportの遠方
→ Viewport Clip End

です。

Camera OrbitでCameraから見える範囲を広げたい場合は、まずCamera Clip Endを確認してください。


42. Camera View Frame Zoom

Camera View Frame Zoomは、Camera View時の画面上でのCamera表示倍率を調整する補助機能です。

Cameraの、

  • Lens
  • FOV
  • Orbit Distance

そのものを変更する機能ではありません。

Camera Viewを画面上で見やすくするために使用します。


43. Create / Update Orbit

TargetとCameraを指定した後、

Create / Update Orbit

を実行します。

初回は必要な、

  • TargetAnchor
  • OrbitPivot
  • CameraPoint
  • Driver
  • Constraint

などを作成します。

既にOrbit Rigが存在する場合は、現在の設定に合わせて更新します。


44. Remove Orbit Rig

KJ Object Orbit Cameraが作成したOrbit用Rigを削除します。

通常のTarget ObjectやCameraを削除するための機能ではありません。

Orbitを作り直したい場合などに使用できます。


45. Blender標準Driverについて

KJ Object Orbit Cameraでは、Animation中のRotationなどにBlender標準Driverを利用しています。

Blender 5.1にはDriver設定・Driver Variables・Expressionなどを確認する標準Driver UIが用意されています。

KJ Object Orbit Cameraでは概念的に、

Scene Frame
↓
Driver
↓
OrbitPivot Rotation
↓
CameraPoint
↓
Camera

という流れでCameraを動かします。

Animation Keyframeを大量に作成せず、Scene Frameに応じてOrbitを計算できます。


46. Rotation Driverを確認する方法

Blender標準UIから確認する場合は、

KJ_OOC_OrbitPivot

を選択します。

ONになっているRotation軸のTransform値にはOrbit用Driverが設定されています。

例えば、

X OFF
Y OFF
Z ON

なら、基本的にはZ Rotation DriverがCamera Orbitを担当します。

XやYをONにすると、それぞれのRotation Driverが追加されます。


47. ConstraintとDriverの役割の違い

簡単にまとめると、

Driver
→ Camera軌道を作る

Copy Location
→ Cameraを軌道へ乗せる

Track To
→ CameraをTargetへ向ける

です。

全体では、

Scene Frame
    ↓
Driver
    ↓
OrbitPivot / CameraPointが動く
    ↓
Copy Location
    ↓
Cameraが移動
    ↓
Track To
    ↓
CameraがTargetを向く

という流れになります。


48. CameraがTargetを向かない場合

Cameraを選択して、

Properties Editor → Object Constraints

を確認してください。

特に、

  • Copy Location
  • Track To

が存在することを確認します。

Track ToのTargetが、

KJ_OOC_TargetAnchor

になっていることも確認してください。

必要に応じて、

Create / Update Orbit

を再実行してください。


49. Cameraが動かない場合

まず標準設定へ戻します。

X Rotation OFF
Y Rotation OFF
Z Rotation ON

次に、

  1. Targetが指定されている
  2. Cameraが指定されている
  3. Create / Update Orbitを実行した
  4. Z RotationがON
  5. Initialize / Sync Animationを実行した
  6. Animation Runを実行した

ことを確認してください。

この状態でZ Orbitが動けば、基本的なOrbit Rigは動作しています。


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